咬み合わせ・顎関節・大人の矯正

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健康を保つために大切な「咬み合わせ」

健康を保つために大切な「咬み合わせ」

歯科治療は日々、驚くほど進化しています。どんなケースにも対応できる治療が次々に登場し、歯を失ってもすぐに代わりのものを入れることができ、咬み合わせが乱れても治すことができます。そのため、歯を失って咬み合わせが壊れてしまっても、歯医者さんに行き、治療を受けて口腔内の機能を回復させることができます。しかし、「なぜこうなってしまったか」を考えなければ、再び歯を失ってしまい、咬み合わせも乱してしまうでしょう。

年を重ねるごとに、どうしても私たちの体は少しずつ弱くなり、壊れていきます。同じように歯を失い、咬み合わせのバランスが崩れてしまうことも少なくありません。これは、口腔内の知識を身につけることで、崩壊を最小限に食い止めることができます。当院では、患者さんに「口腔内が破壊されるメカニズム」を知っていただくために、口腔内の健康を守るアドバイスを行っています。わかりやすく丁寧にお教えしておりますので、わからない点などがありましたら遠慮なくおたずねください。

悪い咬み合わせ(不正咬合)による様々な症状

「たかが咬み合わせ」と思いがちですが、咬み合わせが悪いと、体のあちこちに様々な問題があらわれます。

頭痛・肩こり・耳鳴り

頭痛・肩こり・耳鳴り

咬み合わせが悪いと、顎の周囲や肩や首の筋肉が緊張して血流が悪くなり、頭痛や肩こりなどを引き起こすことがあります。また、耳鳴りは、咬み合わせが悪いせいで顎が後方にずれて、耳の器官を圧迫して起こることもあります。

冷え性

冷え性

女性に多い手足の冷えも、咬み合わせの乱れが原因になっていることがあります。咬み合わせが乱れていると、顎が歪み、ひいては体全体が歪んできます。そして全身の血流が悪くなり、毛細血管に血が流れにくくなることで手足が冷えてきてしまうのです。

自律神経失調症

自律神経失調症

咀嚼筋の緊張は脳の視床下部や脳幹に影響を与え、自律神経を乱します。咬み合わせが悪いと頸椎がねじれ、神経系がうまく働かずに自律神経失調症を引き起こすことがあります。

不正咬合は体全体に悪影響を与える万病のもと。不安がある方は、ぜひ一度、南丹市八木町の「秋田歯科」へご相談ください。

現代病の一つ「顎関節症」

現代病の一つに挙げられる「顎関節症」は、顎の関節部分に異常が起こり、顎がうまく動かなくなるトラブルの総称です。顎関節症は、自律神経失調症やうつ病にも関連が深いとされています。顎に異変を感じたら、すぐに当院へご相談ください。

代表的な症状

代表的な症状

顎が痛い
口が開けづらい
開かない
大きく口を開けると顎が痛い
音が鳴る
耳が詰まっている感じがする
ひどい頭痛
首や肩が凝る

顎関節症の原因

肉体的原因 偏咀嚼(へんそしゃく) 食事をするとき片方の奥歯でしかものを咬まないと、使用しているほうの顎に大きな負担が掛かる
歯ぎしり・食いしばり 筋肉が緊張し、顎関節に大きな負担を掛ける
顎に負担をかける癖・習慣 うつ伏せや頬づえ、猫背は片側の顎に負担をかけやすい
咬み合わせの悪さ 咬み合わせだけではなく、複数の要因が複合していると考えられているが、原因のひとつとなる可能性がある
精神的原因 ストレス ストレスは痛みに対する感受性を高め、心理的に顎関節の耐久性を低下させる

治療法「スプリント療法」

治療法「スプリント療法」

顎関節症を治療するには、一般的にスプリント療法が行われます。「スプリント」とは、マウスピース状の装置のことで、就寝時に上顎か下顎のどちらかに装着します。眠っている間、無意識に深く咬みしめてもスプリントが顎にかかる力を弱めるため、顎関節や周囲の筋肉への負担が減ります。さらに、就寝中の歯ぎしり・食いしばりだけでなく、精神的なストレスで起こる歯ぎしりによる口腔内の破壊を防ぐためにも、スプリント療法は効果があります。

透明で目立ちにくいマウスピース矯正(インビザライン)

インビザライン

透明なマウスピースの矯正治療(インビザライン)について

従来のワイヤーを使った矯正治療は、口元が悪目立ちするため敬遠する方もいらっしゃいます。特に接客業や就職活動中の方など、見た目の印象が気になって治療に踏み出せないという患者様が多いようです。

透明なマウスピースの矯正治療について

そんななか、アライナーといわれる透明なマウスピースを装着して歯並びを整える矯正治療が注目されています。歯型を採取して治療終了までの歯並びをコンピューターでシミュレーションし、矯正の段階に合わせたアライナーを作成します。1~2週間ごとに次のステップのアライナーに交換しながら歯を移動させる矯正方法です。

アライナーの脱着はご自身でできます。食事やブラッシングの際は取り外せるので、日常生活でストレスがかかりません。また、治療に伴う痛みや装置が引っ掛って口内が傷になることが少ないのも特徴です。なにより装着していても周りから気づかれず、無色透明で目立たないことが大きなメリットです。

当院のマウスピース矯正について

当院のマウスピース矯正について

当院では、咬み合わせのバランスを見ながら、じっくりと矯正治療に取り組みます。症状によっては、マウスピース矯正だけで完治しない方や、マウスピース矯正とワイヤー矯正の混合治療がよい方もいらっしゃいます。そのため、どのような治療方法が適しているのか丁寧に診断をおこない、症状に合わせた矯正装置を選択できるようご提案いたします。難症例の場合は信頼できる医院へご紹介もしているのでご安心ください。

PICK UP

PICK  UP

当院では通常のインビザラインも取り扱っておりますが、提携している技工所がオーダーメイドで作成するアライナーを使ったマウスピース矯正も取り扱っています。患者様の症状に合わせてご提案させていただきます。費用や治療期間など、ご質問や不安なことがあればお気軽にご相談ください。

大人の矯正

矯正治療は子供が受けるものと考えている方も多いかもしれませんが、最近では20代からご年配の方まで矯正治療を希望する患者様は増えています。大人の場合、ご自身の意思で矯正治療を選択するため、積極的に治療に取り組むことができ、治療計画が比較的スムーズに進むというメリットがあります。整った歯並びや咬み合わせはきれいな輪郭を形づくるのはもちろん、歯周病などのお口のトラブルを予防し、年齢を重ねても変わらず食事を楽しむこともできます。また、しっかり咬めることで脳が活性化され、老化を防ぐ効果もあるようです。

デーモンシステムとは

デーモンシステムとは

デーモンシステムとは、矯正歯科の先進国であるアメリカで開発された、最新の矯正治療です。従来のワイヤータイプの装置に比べてワイヤーとブラケットの摩擦が600分の1程度と非常に少ないため、比較的弱い力で歯を効率的に動かすことができます。痛みを感じにくく、歯が並ぶスペースを徐々に広げていくことで抜歯のリスクも減らせるので、患者様のご負担をできる限り減らした矯正治療が可能です。

デーモンシステムのメリット

1.痛みが軽減できる

1.痛みが軽減できる

従来のワイヤー矯正に比べ、比較的弱い力で歯を動かしていくため、痛みを感じにくいという特長があります。人の咬む力を利用するため、無理なく治療を進められます。矯正治療の痛みや不快感が気になっていた方におすすめです。

2.治療期間を短縮できる

2.治療期間を短縮できる

効率的に歯並びを整えていくため、従来の矯正装置で治療した場合と比較すると約1年程度も治療期間が短くなり、通院していただく回数も減らせます。なるべく早めに治療を終えたい方や忙しくて通院が難しいという方でも、安心してお選びいただけます。

3.お口のトラブルを招きにくい

3.お口のトラブルを招きにくい

矯正装置を装着していると、お口の中をブラッシングしづらく、食べカスなどの汚れが溜まりやすくなることも。デーモンシステムはシンプルな装置で汚れが付着しにくいため、歯周病や虫歯などのお口のトラブルを引き起こすリスクを軽減できます。

当院は常勤の歯科医師が矯正治療を担当しています。歯科医院によっては外部から専門の医師を招いているため診療日が限られますが、矯正装置に不具合などが生じた場合もいつでも対応することが可能です。患者様一人ひとりに最適な治療法をご提案し、患者様の納得のいく方法で治療を進めていきます。ご相談は無料ですので、不安な点などあればお気軽におたずねください。